おどクリーニング開店!!

2023年4月から、おどのうちクリーニングが開店しました!!

構想3か月。迷走2か月。 ようやくクリーニング店が形になってきました。ここまで形にしてくれた管理者のり子、さすがです。  クリーニング店は、まず洗濯物の回収から。ろくじろうに行き、洗濯物を集めます。そして、おどクリーニング店へ運び、洗濯物の仕分けをします。「松子さんのシャツが1枚、靴下が1セット、ズボンが1本‥」とメモします。 よくある光景が、「竹美さんの上着が2枚、シャツが2枚、肌着が3枚、ズボン下が2枚‥ちょっと何枚着てるの~?!これ1日分?w」「別料金請求だねw」こんな会話をしながら仕分け作業。

そして洗濯して、干す作業です。  自宅で年老いた母の分も、毎日毎日洗濯しているMさんは慣れた手つきで干していきます。色々な施設で、断られ続けておどのうちに来ました。たまにフラッシュバックから大声を出したり、物に当たったりします。でも、洗濯物を干すのはピカイチ。自分の仕事だと張り切ってくれます。

管理者のり子に、「工賃は3000円ほしいです!」と、いつも直談判。(笑)

そうです。おやつ作りと同様、おどクリーニングは工賃も頂ける仕組みです。

様々な障がいを抱えている方がいるので、色々な場所で作業が出来るように工夫しています。

洗濯の干し方や、たたみ方でその方の生活能力が分かります。「やった事ないよー」「どうやって干すの?」若い子からOJIさん達まで、やった経験がないことに驚いた。でも、1か月も経てば、上手に干せるようになってきた♪

みんなドキドキ‥いきなり始まる管理者のり子の、洗濯干し ナンバーワン選手権。褒める半分、愛があるダメ出し半分で選手に伝えていきます。 第一回優勝は、Sさん!自宅で期間限定の一人暮らしをした経験がいかされてるね。 おめでとう!

まだまだ作業は続きます! 次は洗濯たたみ作業。

丁寧にたたんで一人ずつ個人のカゴにしまっていきます。

そして、ろくじろうに洗濯物を運び、各部屋のタンスの中にしまう作業までやります。

沢山の工程があるクリーニングが、みんなの力で出来上がったことに感動です。              ろくじろうも、おどのうちクリーニング店に大助かりです!

畑対決!

                           ろくじろうの庭にキレイに生えそろった ローズマリー。ぐるりと囲われた中で子供たちがブランコや泥遊びをし、利用者さん達は、流しそうめんやBBQをしたり…外ランチを楽しんだりしていたが、ある日衝撃の光景が!

ぐるりと囲われていたローズマリーが、施設に面する側のローズマリーが・・・見事に引っこ抜かれていました!!職員一同ビックリです。「ここを畑にしよう!」管理者つばさ君の一言で、畑プロジェクトが始まりました。もともと道路側に、スタッフの判澤農園があったのですが、利用者さんが一番見やすい場所に。施設の中からでも見える場所に…との想いです。

畑の事は、利用者さんに聞くのが一番。何植えようか、どうやって植えるのか相談します。スタッフのもんぺ・ほっかむり姿が板についてる。小学生の本気のお手伝いも助かるよ~。楽しみだね!

ろくじろう畑プロジェクトの話を聞いて…おどのうちチームは、負けてられないと重い腰を上げます!

おどのうちチームは、利用者さんと一緒にレンガを敷き詰め、見た目お洒落な畑づくりからスタート。

夏野菜を中心に何を植えるか相談する。トマトに、シソに、かぼちゃ、ナス、キュウリ‥ミントも植えようか。     苗を買う算段をしていたら、地元のスタッフから待ったがかかる。「苗もらってきますよー」すごい。苗ってもらえるんだ!(笑)                 数日後、頂き物の立派な苗がそろう。本当にありがたい。利用者さんと植えていくと、ど素人の私達でも何とか畑が完成した。

おどのうちの利用者さん Sさんと一緒に草取りの最中‥                                    植えたはずのミントが無くなっている。影も形もない…。Sさんに聞いてみる。  「あ!雑草だと思って抜いちゃいましたぁ!W」 「ww笑える~!」見事にぺんぺん草一本なく、めっちゃキレイになっていた。(笑)  抜いてしまったミントは、その日のおやつに添えて出しました。 

両者の畑対決は、野菜の出来高で勝敗が決まるかな♪

何よりも楽しんで畑が完成したのが良かった!!

    

18歳成人

「家では何にもやらないんですよ」

今日の一日の様子を伝えると必ずそんな答えが返ってくる。通所はじめて1か月がたった。高校卒業と同時に、18歳成人となった彼。

20歳成人という日本の常識が変わった初めての年。はじめての18歳成人の彼。

そんな彼は、おどのうちで朝から忙しい。玄関掃除をして、洗濯物をたたむ。昼食の味噌汁づくりは、横から指導が入る。もう何回目の成人式を迎えただろうベテラン主婦からだ。初めての皮むき…初めて握る包丁。「切ってみて。やってごらんよ」そう言いながら、慣れない手つきに横目で見るスタッフの方がドキドキ…見守るってなかなか難しいからね。

先日は、おやつ作りで揚げ物をしたときに軽いヤケドをしたね。次は、手を切ってしまうかもしれない。また、ヤケドしてしまうかもしれない…でも、やり続けようね。どんなことでも、「やった事がある」ってすごいから!ひとつずつ、ひとつずつ出来ることを増やしていこう。

彼が来る前に、他の利用者さん全員にこんなお願いをした。午前中、携帯・スマホを使用中止にしてもいいかな~?若い彼達は、スマホが手放せないから困っているんだ。学校でも自宅でもずっと使っちゃう。おどのうちでは、コミュニケーションとって活動に参加してほしいからスマホ使わない時間を作りたい。彼達にだけスマホ禁止には出来ないから、みんなに協力してほしいんだ……そのお願いに、若い人もそれほど若くない人もみんなが承諾してくれた。

1か月たって、まだ守られている「お願い」が本当にありがたい。親子ぐらい年が離れているチームOJIさんは、いつも温かい目で見守ってくれている。

18歳、19歳…若い子達が増えてきた。家では何もやらないって…親の心配は変わらず。だけどさ、家では元気な親がいて、困ってないからね。困ってないけど、いつかの為に…「やった事ある」を増やしていきたいね。

祝日の過ごし方

2022.2.11   生活介護おどのうち

「もっと薄くしてやった方が良いかな?」「この形なんだろうね~」クッキーの型抜きに挑戦!!子供たちに対して優しく声かけているのは優子さん。「大丈夫だよ。上手にできてるよ。すごいね!!」まるで母のような…優しい言葉。いや、母より優しい。 本当の母は、優子さんのおかげでバッチリ事務仕事をしたり、入浴介助がはかどっています。ありがとう。

毎日スタッフよりも働いてくれる働き者。心が辛くなって逃げだしたいときも、自分だけが一人のような気持ちで泣いているときも、自分を傷つけるときも、テンションMAXのときも…… そのままが優子さん。優子さんが毎日作ってくれるお味噌汁、全部の工程を一人で。段々上手になってきて、もう味噌汁担当になっている。そういえば、お味噌汁づくりの初日「包丁もっていいんですか?」と本人、他の利用者さんはビックリ。

ダメなの?ってスタッフ一同ビックリ。「包丁で何するのよ?」って一言。みんなで大笑い。だって生活するんだから、ダメな理由なんて何もない。日常の生活を大事にしたいよね。そして、祝日の今日もいつもの光景。

 

お菓子作りの先生に来てもらいました!

2021.12.14 生活介護おどのうち

シフォンケーキを極めるために、毎日工夫しながらシフォンケーキを作っていました。でも、失敗…失敗…の連続で心が折れそうに…。やっぱりお菓子作りは難しい…。  落胆するスタッフをよそに、シュウ君はやる気満々。 なぜこんなに張り切っているのかというと……営業部長の彼は、外部の施設からクリスマスケーキに使うシフォンケーキ3個の注文を取ってきていたのです。 さすがシュウ君! でも、今のクオリティでは売り物にならない。期限はあと10日…

← このシフォンケーキは、まだ良い出来のほう。他の写真は見せられません…

悩んだ末、やっぱりプロの力を借りることに! 突然のお願いに快く引き受けてくれたパティシエの先生。もう。。神様に見えました!(*^^)

当日、みんなでワイワイ教わりながら作りました。プロならではの、あんな技やこんな裏技。もう、ただただ ビックリするばかり。そんな技って、レシピには絶対に載ってない。

一緒に作った利用者さんも、プロの技術に驚いていました。プロってかっこいいね。
プロが監修したシフォンケーキがこちら。↓

もう・・・・・
見た目めっちゃキレイ。
そして、フワフワ具合が半端じゃないっ!
美味しすぎ!
感動的な出来上がりでした。
私達・・・・プロになれるかも。
(本気で思いました…)

何とか納品まで間に合いそうです。 先生ありがとうございました!