18歳成人

「家では何にもやらないんですよ」

今日の一日の様子を伝えると必ずそんな答えが返ってくる。通所はじめて1か月がたった。高校卒業と同時に、18歳成人となった彼。

20歳成人という日本の常識が変わった初めての年。はじめての18歳成人の彼。

そんな彼は、おどのうちで朝から忙しい。玄関掃除をして、洗濯物をたたむ。昼食の味噌汁づくりは、横から指導が入る。もう何回目の成人式を迎えただろうベテラン主婦からだ。初めての皮むき…初めて握る包丁。「切ってみて。やってごらんよ」そう言いながら、慣れない手つきに横目で見るスタッフの方がドキドキ…見守るってなかなか難しいからね。

先日は、おやつ作りで揚げ物をしたときに軽いヤケドをしたね。次は、手を切ってしまうかもしれない。また、ヤケドしてしまうかもしれない…でも、やり続けようね。どんなことでも、「やった事がある」ってすごいから!ひとつずつ、ひとつずつ出来ることを増やしていこう。

彼が来る前に、他の利用者さん全員にこんなお願いをした。午前中、携帯・スマホを使用中止にしてもいいかな~?若い彼達は、スマホが手放せないから困っているんだ。学校でも自宅でもずっと使っちゃう。おどのうちでは、コミュニケーションとって活動に参加してほしいからスマホ使わない時間を作りたい。彼達にだけスマホ禁止には出来ないから、みんなに協力してほしいんだ……そのお願いに、若い人もそれほど若くない人もみんなが承諾してくれた。

1か月たって、まだ守られている「お願い」が本当にありがたい。親子ぐらい年が離れているチームOJIさんは、いつも温かい目で見守ってくれている。

18歳、19歳…若い子達が増えてきた。家では何もやらないって…親の心配は変わらず。だけどさ、家では元気な親がいて、困ってないからね。困ってないけど、いつかの為に…「やった事ある」を増やしていきたいね。

祝日の過ごし方

2022.2.11   生活介護おどのうち

「もっと薄くしてやった方が良いかな?」「この形なんだろうね~」クッキーの型抜きに挑戦!!子供たちに対して優しく声かけているのは優子さん。「大丈夫だよ。上手にできてるよ。すごいね!!」まるで母のような…優しい言葉。いや、母より優しい。 本当の母は、優子さんのおかげでバッチリ事務仕事をしたり、入浴介助がはかどっています。ありがとう。

毎日スタッフよりも働いてくれる働き者。心が辛くなって逃げだしたいときも、自分だけが一人のような気持ちで泣いているときも、自分を傷つけるときも、テンションMAXのときも…… そのままが優子さん。優子さんが毎日作ってくれるお味噌汁、全部の工程を一人で。段々上手になってきて、もう味噌汁担当になっている。そういえば、お味噌汁づくりの初日「包丁もっていいんですか?」と本人、他の利用者さんはビックリ。

ダメなの?ってスタッフ一同ビックリ。「包丁で何するのよ?」って一言。みんなで大笑い。だって生活するんだから、ダメな理由なんて何もない。日常の生活を大事にしたいよね。そして、祝日の今日もいつもの光景。

 

お菓子作りの先生に来てもらいました!

2021.12.14 生活介護おどのうち

シフォンケーキを極めるために、毎日工夫しながらシフォンケーキを作っていました。でも、失敗…失敗…の連続で心が折れそうに…。やっぱりお菓子作りは難しい…。  落胆するスタッフをよそに、シュウ君はやる気満々。 なぜこんなに張り切っているのかというと……営業部長の彼は、外部の施設からクリスマスケーキに使うシフォンケーキ3個の注文を取ってきていたのです。 さすがシュウ君! でも、今のクオリティでは売り物にならない。期限はあと10日…

← このシフォンケーキは、まだ良い出来のほう。他の写真は見せられません…

悩んだ末、やっぱりプロの力を借りることに! 突然のお願いに快く引き受けてくれた  パティシエの先生。 もう。。神様に見えました!(*^^)

 

当日、みんなでワイワイ教わりながら作りました。プロならではの、あんな技やこんな裏技。もう、ただただ ビックリするばかり。そんな技って、レシピには絶対に載ってない。                       一緒に作った利用者さんも、プロの技術に驚いていました。プロってかっこいいね。            プロが監修したシフォンケーキがこちら。↓                              もう・・・・・見た目めっちゃキレイ。  そして、フワフワ具合が半端じゃないっ! 美味しすぎ!        感動的な出来上がりでした。        私達・・・・プロになれるかも。 (本気で思いました…)

何とか納品まで間に合いそうです。 先生ありがとうございました!